カスタマイズの流れ(アイアンセット)
1. お預かりしたクラブの現状スペックを測定します |
お客様のクラブがどのような状態かを探り、悩みの原因や今後の方向を見つけ出せる可能性
があります。
2. シャフトを抜きます |
最小限の熱でもって、シャフト・ヘッドへの影響を出来るだけ少なくとどめて抜きます。
3. グリップを抜く、もしくは切り取ります |
再利用が可能なグリップは抜き取りますが、状態により判断します。
4. 抜き取ったシャフトをチェックします |
まずシャフトが曲がっていないかを検査し、曲がっているものは交換となります。(シャフト
代金が発生します)
また、シャフトスパインを把握し、全番手が統一的なしなり戻りになるよう考慮します。
5. ヘッドとシャフトを接着します |
ヘッドに対するシャフトの挿入角度が全番手統一されるよう注意しながら接着します。接着剤
は強度を求め、エポキシ系のものを使用しています。
6. ロフト、ライ角を測定し調整します |
0.1度単位で角度を測定しながら、ネック部分での曲げ調整を行います。
7. グリップを装着します |
お客様のグローブサイズ、握り方や好みなどから最適な太さになるよう装着します。
8. 鉛を貼ってバランス調整をします |
バランス合わせのためにヘッドネック部分に入っていた鉛や真鍮を取り除くとバランスの不足
が生じます。その場合は、ヘッド重心線のずれが極力生じないよう、バックフェースに鉛を貼り
バランスを整えます。
9. 出来上がったクラブスペックを測定する |
長さ、バランス、ライ角・ロフト角など9項目についてのデータ作成をします。